若手社員、青柳さんと津金さんの声~社員インタビュー vol.1(後編) ~

ゲーム業界、特にエフェクトデザイナーを志望する学生さんへ向けてのメッセージとして、ブラッシュアップ社員の生の声をご紹介します。今回の記事は、若手社員、津金さんと青柳さんの声~社員インタビュー vol.1(前編) ~の後編です。「ブラッシュアップってどんな雰囲気?」「怖い人もいるのかなぁ……」といったギモンや不安が解けるかも!

インタビュアーは引き続き、採用担当 蜂須賀です。それでは、津金さん、青柳さん、中村さん、改めてよろしくお願いします。

半分家!?朝ごはんも食べられるくらい、自然体でいられる場所。基本、みんなマイペース(笑)

──会社の雰囲気はどんな感じですか?

津金:仕事中はみんなやっぱり集中してるみたいで、静かな時間が多いです。

──最近はコロナの影響もあってなかなか交流がないんだけど、本当は毎週月曜日にみんな集まって朝会というものを…

青柳:1回だけ覗きました(笑)

──普段は出向している社員もたくさん参加して、それぞれお話したり、好き好きに交流をしてましたよね?

中村:そうですね。よくあったのは新作のゲームが出たときに、朝会の後にみんなでやったり。あと、以前は水道橋オフィスでみんな働いてたんですね。その時はもう、しょっちゅうみんなでご飯へ行ったり。今は時期的にできないんですけど。

青柳:いま水道橋にいるメンバーは、訊いたらレスポンスをすごく快くしてくれたり。お局様と言われる方が前の職場にはよくいらしたので(笑)

──私、お局様って言われてるかもしれないですけど(笑)この会社は、結構女性のスタッフが多いんですよね、実は。コロナ禍でなかなか会えなくて残念なのですが……そういえば、朝会って、業務報告が終わったらすぐにみんな自由にしていますよね。みんな好きなように喋ったりボードゲームをしたり……学校の休み時間みたいな感じですよね。

中村:なんか立ってる人のほうが多い感じ(笑)井戸端会議じゃないですけど。

──そうそう。なんか立ち飲み的な位置にいる方が多いですよね?あと、朝ごはんを食べたり。そういえば、朝ごはんを堂々とオフィスで食べられるのって嬉しくないですか?

青柳:朝ごはんは家で食べてます(笑)

──どれくらいなら朝ごはんを会社で食べていいのか!?っていう疑問って、ありません?おにぎりはさすがに無理か……クッキーならOKそうとか。

青柳:確かに食べてても何も言われないですね。

──私としてはそこがなんかポイントというか。入社してみないとわからないんだけど、朝ごはんが食べられる(笑)これ、でかくないですか?辛いですもん、お腹ずっと空いたままお菓子で過ごすって(笑)

中村:出向するようになったらはばかられるところもあると思います。外の人だから言われはしないんですけど……雰囲気で「やめといた方がいいかな」と思う職場はありました。

青柳:確かに、同じ業界でも会社によってはダメなところもあるんですね。あとは、同じゲームをプレイしてるとDiscordで結構気軽にスタッフの皆さんが繋がって、楽しそうな印象です。

──先輩への質問タイムだったり、井戸端会議をしていたり、みんながマイペースで。とにかく肩肘はらず自然体の自分でいられる。リラックスして、半分家みたいな(笑)

──そうそう、津金さんはインターンシップでこの会社に来ていましたが、その時と印象が変わったりしましたか?

津金:当時は出向している人が多かったので、実際に入社してからは印象が変わりました。

──犬飼さん(弊社社長)の印象はどうですか?あるかな?それはないか(笑)

中村:ぜひ聞きたい(笑)

青柳:すごい面白い人だなと(笑)突っ込んだほうがいいのか、突っ込まなくていいのか(笑)

青柳:それは思います。

──突っ込んで……いいのか(笑)

中村:ちょっと勇気要りません?でも(笑)

──ツッコミ待ちなのかどうなのかってことですね?私は待っていると思いますよ(笑)どうですか、中村さん?

中村:待ってます、確実に。

──じゃあ、犬飼さんはツッコミ待ちということで(笑)今度ツッこんでください。

一人一人を大切に。成長を、人生を応援してくれる。少数精鋭という言葉がぴったり!

──会社に入ってよかった!と感じたことがあれば教えてください。お友だちや家族につい話しちゃったエピソードなどがあればぜひ。

津金:皆優しいところ。大手とかだと業務的・事務的になっちゃうのかなと思うんですけど、少人数なところもあって一人一人がちゃんと見てくれる。

──私も本当にそう思います。「その他大勢の名前もわからない一人」じゃなくて、自分もちゃんと居場所がある!みたいな雰囲気を、私はすごく感じています。

中村:それは感じやすいかもしれないですね。出向もあって、必ずしも多くない人数でそれぞれのグループになるので、その点は「すごくちっちゃな歯車……」みたいな寂しい感じ方はしないでしょうね。その一つのグループがいまこの水道橋なんですね。

──そうですね。私は以前大きな会社で、何千人、何百人という人数の中で働いていましたが、自分がちっぽけというか、力になっているという感触を感じられていなかったんですね。この会社に入ってから、そういう感触を感じられるようになったんですよ。それがモチベーションにも繋がって、「自分にできることを常に把握しつづけたい」とすごく思ったんですね。津金さんが言ったように、一人一人がすごく大切な存在で、みんなで支えあっている……そんな感じで仕事を回している感じがします。水車みたいな(笑)
青柳さんはどうですか?

青柳:入社して、研修中から思ってたんですけど、先輩方のスキルが高い。作品作りのスキルはもうベテランぞろいですので、皆さんそうなんですけど、人としてというか、教え方・アプローチの仕方も、ああこれが本当の指導だよなって思うような。そういうのだったりとか、人との関係の作り方だったりとかそういう人間性じゃないですけど、すごく尊敬できる人が多いっていうのはいい環境なんだろうなって思います。人数が多いところとかでいくと、どうしても衝突するところもあったりとか(笑)こ、この人は……っていうのは何度か経験してるので。本当に「少数精鋭」っていう言葉がぴったりな会社かなって。逆に、もっと自分を伸ばしたいという思いを持ったりするときに、こういういい環境に自分の身を置けるっていうのはいいなって思います。

──私も青柳さんも、本当に感謝してますよね?

青柳:なかなかないですよね?(笑)

──そう、なかなかないですよね?(笑)本当にそう思います。それで業務に邁進できるって、本当に素敵なことですよね。私の席って、みんなの会話が聴こえてくる位置じゃないですか?誰一人として怖くなくて、みんな優しくて、もちろん中村さんも、「どう?」みたいな感じで様子を伺ってくれるし、感情的になったり、そういうことって皆さんまったくないじゃないですか。

中村:「クオリティをどんどん妥協していこう」っていう感じは怒るかもしれません(笑)

──(笑)でも、そこは業務に対して真剣なことじゃないですか。個人の機嫌の良し悪しみたいな……理不尽なことじゃないじゃないですか。

青柳:分かります。真面目に向かってるからこそのものなのかなって。

──クリエイティブに真剣だからこそ叱っていいこと・𠮟るべきことがあると思うんですけど、理不尽に怒る、みたいなそういう方もね、きっと世の中にはいるじゃないですか(笑)

中村:それこそ、採用の審査で「そういう属性をもってないかな?」とか判別して頑張ってますけどね(笑)
あと、親に報告しやすいタイミングの話をすると、ソフトが出て、発売されて、「スタッフロールにも載ったんだよ?」みたいなことがありますね。

青柳:名前が出てるんだよ、みたいな。

中村:いいタイトルもやったりしてるんで。そうするとまた人間とか、内面以外にも、「いいな」と思える瞬間が来るんじゃないかなと思いますね。

私がこの会社に入った決め手は、この“ギャップ”!

──イメージしていた仕事と、実際に入社してみてからのイメージの差はありますか?

青柳:入社するときに、具体的に「これ」というイメージが固まってなかったので、ノーイメージから入って……という感じだったので、そんなギャップという感じではなかったですね。私の場合は特にエフェクトを作ってきてなかったので、逆にすんなり入れたってところもあるんだと思うんですけど。

──津金さんはどうですか?

津金:作業内容自体はイメージが違ったりだとかはなかったんですけど……今は出向がないので、その点は確かにイメージとは違っていて。出向するイメージがすごく強かったので、それが入社前と今のイメージが違うかなと。

──業務以外でのギャップはありますか?(笑)

青柳:蜂須賀さん(採用・事務担当、インタビュアーの私です!)がすごくフレンドリーだったっていう。メールでも、他の企業さんって事務的なメールをくださるんですよ。本当にテンプレみたいな感じの事務的なメールなんですけど。蜂須賀さんは何か一言添えてくださるので、「お!」みたいな。そういうのも最後に、いくつか面接の機会をいただいたところで決め手になって(笑)

──今年で一番嬉しいです!

青柳:やっぱり事務的なところよりは、そういう雰囲気のところのほうがいいなと。

──届きましたね、心が。よかったです。

中村:ちゃんと届いてますね。素晴らしいな。

──どうしてこの会社に決めたのか?入社の決め手を訊きたいです。ポケモンの”キミに決めた”ってあるように(笑)

青柳:犬飼さん(弊社社長)が面接の時にすごく熱く語ってくださったんですよ。なぜ自分がこの会社を立ち上げたのかとか、これからどうしていきたいのかとか、二次面接の時間にすごく熱く語ってくださって。そういう社長さんて今までいなくて。
他の会社の面接に行って、質問されることはあっても、「自分はこうしたいんだよね」って熱く語ってくださる方はいなかったんですよ。それでインパクトが強くて(笑)あ、すごい!みたいな。ちょっと射抜かれちゃいました。そういうスタンスが初だったので印象も強くて。

中村:犬飼さんに聞かせてあげたいですね(笑)

──多分泣いちゃいますよ(笑)

津金:インターンの時に犬飼さんはすごく明るい人なんだなっていうイメージがありました。面白い感じもすごくあるんですけど、ちゃんと一人一人の将来を考えて……みたいなこともしっかりしてて。そういうところもいいなと思いました。

──そうですね。一人一人の人生をちゃんと見てくれているというか、応援してくれているというか。

青柳:そういうところ、私もすごく感じます。なかなか社員さんの将来とか考えてる企業さんがあんまりないかな……っていう。

目の前のことをひとつひとつ全力で。先輩の技を自分の引き出しにしまえるように意識する。

──最後の質問です。これはちょっと意識高い系なんですけど(笑)普段、どんなことを目標にして仕事に臨んでいますか?どんなことを目標にしていますか?

津金:とりあえず目の前のことをできるように、一つ一つ知識を身につけていく……最初はできることがほとんどないので。技術系の新しい情報がどんどん出てくるので、そういうのを自分で調べても理解できるのかな?っていうのがあるので、仕事をしていく中で覚えたことは今後使えるように。自分の知ってる中で解決できることはして、仕事していくみたいな。

──なんかじーんとしちゃいました。一つ一つ大事にしていく……青柳さんはどうですか?

青柳:そうですね、私も似たような感じなんですけど、とにかく今は先輩方と比べたら経験もまだまだ浅いですし、引き出しも少ないですし、なので今やっていることに全力を注ぐじゃないですけど、大事にしつつ、せっかく先輩方と一緒に仕事できるので、「そこでこうやってるんだな、こういうアプローチしてるんだな」とか学べることも多いので、そういうのは自分の引き出しにしまえるように、盗めるように……っていうのは意識しながら仕事してます。今は一年目だけど、二年目三年目と上がっていくので、そうなったときに今の先輩方のところに少しでも追いつくようにはしたいなと思うのでそこは意識しています。
あとはツールもどんどん新しいのが出てきてっていうのがあると思うんで、時間を見つけて調べてみたりみたいなのはしながら、少しでも前に進めるようにっていうのは思いながら。

──ありがとうございます。素晴らしい内容でしたね。

一同:ありがとうございました。

おまけ~若手社員の一日~

今回登場していただいた、青柳さんと津金さんの、とある一日をご紹介!